FIELD NOTES / 物件選び・購入
修繕履歴を読む:施工年だけでは分からないこと
修繕履歴に工事をした年が書かれていても、それだけでは今の状態は分かりません。どの場所を、どこまで直したのか。見積書や施工写真も一緒に見ることが大切です。
- 確認 01
建物全体と部分工事を分ける
- 確認 02
書類がない部位を未確認として残す
- 確認 03
過去の処置と現在の症状を並べて相談する
各項目の根拠となる資料や条件を、本文とあわせて確認しましょう。
工事の年より、直した場所と範囲を確かめる
工事時期、対象箇所、施工者、見積書・請求書、工事写真、保証書を確認します。書類がない場合は、そのこと自体を記録します。
外壁工事という名称でも、全体塗装と一面の部分補修を同じ状態として扱わないようにします。
工事履歴があることは現在の健全性を保証しません。過去の処置と現在の不具合を専門家に合わせて見てもらってください。
工事の名称を施工範囲まで分解する
履歴には施工年と工事名だけでなく、どの面、どの系統、どの部屋を直したかを記入します。見積書や写真があれば、工事の対象と現在気になる箇所が重なるか照合します。「給排水更新」と書かれていても、一部の配管交換と全体の更新は分けて確認します。
請求書がある場合も、施工内容のすべてや現在の状態まで分かるとは限りません。保証期間と対象範囲、対応窓口を整理し、次の点検で確認する事項へつなげます。
詳しくは「家賃収入の根拠を部屋別に照合する手順」で紹介しています。
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確認しておきたいこと
- 建物全体と部分工事を分ける
- 書類がない部位を未確認として残す
- 過去の処置と現在の症状を並べて相談する
詳しくは「根拠と未確認事項を含めて候補を比べる方法」で紹介しています。
履歴がないことと、修繕していないことは同じではありません。売主や管理会社に聞き、確認できない部分は今後の調査や費用の見積もりに残しておきましょう。

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